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取材をしてみてわかりましたが、飲食店のフランチャイズを始めたい方の多くが抱く思いは、皆同じ。それは“出店後に売上が本当に立つのか”ということでした。
ここでは飲食店をオープン後に、確実に売り上げをあげているフランチャイジーのオーナーたちの声を紹介してみたいと思います。あわせて成功のポイントを解説してみましょう。
プレオープンはひっそりと行いました。でも楽しみにしてくれていた近所の方々のお陰もあって、一日平均5万2,000円くらいの売り上げでした。
念のため多めに材料を発注したオープン初日でしたが、なんと12万7,000円の売り上げを上げることができました。今では一日平均15万円弱を売り上げています。
オープンから毎日来てくださるお客様もいて、仕込みは大変ですが励みになります。チラシをいれたらどうなるのか?休日の対応はどうするかなど、日々検討しながら頑張っています。
フランチャイズに限ったことではありませんが、オープン後は地道な努力の積み重ねこそが成功への最短距離。「丼丸」はオーナーの自由裁量でオリジナルメニューを提供できることもあり、工夫して売り上げアップにつなげる方法があるので、日々試行錯誤しながら営業できる面白みがあります。
どうすればお客さんに喜んで頂けるのかを日々考えることが、売り上げにつながっているようです。
今月前半の売上は、平均5万円とかなり厳しかった。売上の起爆剤として、大トロを使ったメニュー“超トロトロ丼(735円)”のキャンペーンで上手く集客ができ、月の後半はかなり売上を上げることができました。
他にも“7個以上で大盛り無料”の特別クーポンを配布したところ、毎日のように大口の注文が入っています。今では営業の仕掛けを考えるのが楽しいですね。次はスタンプカードの導入を検討中です。
業務のノウハウがマニュアル化されているのが、フランチャイズの強み。ただしさらに売上を上げていくためには、オーナー自身の心がけは大切な成功ポイントです。
この場合、オーナーの努力が確実に実っていますね。集客のための販促活動を自分で考え、積極的に行なっている点は評価できます。オーナーの自由裁量や努力を発揮できる柔軟性のあるフランチャイズという点もGood!
2021年以降の儲かる飲食店の
フランチャイズ事情を詳しく見る
根強い人気の“嵐げんこつらあめん”は商品力がありますからね。ファンが確実にいるのは何よりも強みですよ。また期間限定で発売される新商品戦略も凄い。年間10品以上の新商品を出し続けるというのは個人経営ではまず無理ですからね。
圧倒的な商品戦略を確立しているフランチャイズ飲食店は、ずばり強いですね。スグ売上が見込めますから。
さらに新商品開発力がある点も、評価できます。個人経営のお店で年間10品も新商品を開発していくのは、かなり難しいです。
フランチャイズで飲食店を成功させるためには、扱っているメニューについて、売上が見込める(人気がある)ものを取り揃えているか、じっくりと顧客目線で検討してください。
数あるテイクアウト系の飲食店フランチャイズの中でも、長期に渡り安定した実績を挙げている本部を調査。
「海鮮丼」「唐揚げ」「カレー」「パン」それぞれのジャンルから、
フランチャイズ本部として最も長く運営をしている1社について、その特徴や開業資金をご紹介します。
引用元HP:丼丸公式
(https://sasafune.co.jp/)
引用元HP:鶏笑公式
(https://nis-torisho.com/)
引用元HP:日乃屋カレー公式
(http://hinoya.jp/company/)
引用元HP:一本堂公式
(https://shokupan-ippondo.jp/)
※2021年5月12日時点で、「海鮮丼」「唐揚げ」「カレー」「パン」それぞれをアントレでフリー検索をした際に上位表示されたテイクアウトの飲食店5社(表示件数が5件に満たない場合は3社)の中から、フランチャイズ本部として最も長く運営をしている1社を選定。記載している開業資金および月額費用は2021年4月時点でアントレ(https://entrenet.jp/)に掲載されていたものを参照しています。
※4社の創業年は「丼丸(株式会社ササフネ):1979年」「鶏笑(株式会社NIS):2009年」「日乃屋カレー(有限会社ノアランド):2004年」「一本堂(IFC株式会社):2017年」です。
※開業資金および月額は税込で記載しています。
※1:上記条件で調査をした際の最安値。