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コロナ禍で、自宅で外食の味が楽しめる中食が人気を集めています。デリバリーに特化したフランチャイズは省スペースで開業できるので、イートインのお店と比べて開業資金も経費も少なくて済みます。
顧客に来店してもらわなくてもいいので、人通りが少ない2等・3等地で開業しても、問題ありません。フランチャイズ本部のセントラルキッチンで調理された料理を温めるだけなので、調理未経験者でも運営できるのが魅力です。
特に高齢者社会に突入した現在、高齢者向けのデリバリーのフランチャイズが注目を集めています。
参照元:フランチャイズWebリポート(https://fc.dai.co.jp/feature/type/homedelivery)
高齢者向けの宅配弁当サービスですが、弁当を届けるだけでなく安否確認も行うのが特徴。国産の野菜を使った豊富な献立の飽きの来ないお弁当を提供します。
もしもの場合はご家族や担当ケアマネージャーに直ちに連絡します。ライフデリを週1回定期的に利用する顧客は、自動電話による安否確認サービス「らいふコール」を完全無料で利用できます。
加盟店の発展がライフデリ全体の発展と考えているので、ロイヤリティ、加盟金、保証金なしで開業できます。工場で手作りした食品が冷蔵で送られてくるので、加盟店は湯銭して盛り付けるだけで済みます。飲食店経験や資格は不要です。
開業にかかる費用 | 23.3万円~204.7万円 |
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【内訳】 研修費:11万円(税込) 事務所・店舗取得:0万円~45万5000円 ※HPには税込・税抜の記載がなく税不明 備品:5万2000円~72万7000円 ※HPには税込・税抜の記載がなく税不明 その他:5万円~12万1000円 ※HPには税込・税抜の記載がなく税不明 広告・宣伝:2万1000円~3万1000円 ※HPには税込・税抜の記載がなく税不明 |
運用にかかる費用 | 表記なし |
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【内訳】 会費:月額・定額33,000円(税込) |
いわゆる街の弁当屋ではありません。自身で食事を準備できない高齢者のもとへ弁当を手渡しで届け、安否確認も行います。コロナ禍の自粛中にこそ必要とされるサービスで、解約されることはほとんどありません。
冷蔵ではない冷凍のお弁当にこだわりがあります。
開業にかかる費用 | 402.6万円~1472.9万円 |
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【内訳】 加盟金:198万円~396万円(税込) 研修費:22万円(税込) 保証金:50万円~100万円(税込) 改装・設備:10万円~523万円(税込) 備品:5.4万円~107.2万円(税込) 広告・宣伝:0.5万円~5.5万円(税込) その他:54.7万円(税込) |
運用にかかる費用 | 表記なし |
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【内訳】 ロイヤリティ:月間売上の5% |
焼きたて食パンの専門店です。独自のノウハウで食パン作りを2週間の研修で習得できるので、未経験者でも大丈夫です。夫婦で開業する人も多いです。
いつでも焼きたてを提供するという独自のコンセプトが、女性や高齢者に支持されています。本部が集客の見込める立地選定や豊富なノウハウの提供を行います。
開業にかかる費用 | 1134.4万円~1550.8万円 |
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【内訳】 加盟金:110万円(税込) 研修費:55万円(税込) 開業支援費:22万円(税込) 事務所・店舗取得:99万円(税込) ※賃貸・10坪 改装・設備:330万円(税込) ※店舗3坪・工房7坪 備品:44万円(税込)※食パン型など |
運用にかかる費用 | 表記なし |
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【内訳】 ロイヤリティ:月売上の3% ※ただし上限5.5万円(税込) |
デリバリーのフランチャイズのメリットは、低資金で開業、低コストで運営できることです。電話やオンラインで注文された商品やサービスを自宅に届ける仕事がメインなので、通常の飲食店のような客席や大型設備は不要です。
また、配達をUberEatsに頼むゴーストレストランとは違い、手数料もかかりません。店舗前の道路環境さえ良ければ、立地に悩む必要もありません。配達の時しか顧客と対面しないので、高い接客能力も不要です。
加盟金や保証金がかからないフランチャイズ本部に加盟すれば、さらに開業資金を抑えられます。
参照元:フランチャイズという選択(https://fckenkyuu.click/takuhaifc/)
デリバリーのフランチャイズは、注文を受けるところから配達まで一貫して行うので、手数料がかかりません。
しかし配達を行う人材が必要なので、配達をデリバリーサービスに依頼するゴーストレストランより人件費がかかります。料理を作る人材、配達する人材、注文の電話を受ける人材が必要なので、1人開業には向かず、オーナーとしての経営手腕が問われます。
アフターコロナにどんな状況になるか不透明なので、デリバリースタッフの人件費がかからないテイクアウト主体のお店の方が経営は安定するでしょう。テイクアウト主体で一部デリバリーを活用するお店を開業する方法もあります。
デリバリーのフランチャイズは、運転免許が必要です。運転技術が高く、安全運転を心がける人が向いています。電話(オンライン)対応スタッフ、配達スタッフ、調理スタッフの全てをまとめ上げる経営手腕も必要です。
また、顧客からクレームがあった時に迅速に対応できるフットワークの軽さも重要です。デリバリースタッフを場合によっては2~3名雇う必要が出てくるため、小規模経営を目指している場合には対応が難しいでしょう。
参照元:フランチャイズという選択(https://fckenkyuu.click/takuhaifc/)
数あるテイクアウト系の飲食店フランチャイズの中でも、長期に渡り安定した実績を挙げている本部を調査。
「海鮮丼」「唐揚げ」「カレー」「パン」それぞれのジャンルから、
フランチャイズ本部として最も長く運営をしている1社について、その特徴や開業資金をご紹介します。
引用元HP:丼丸公式
(https://sasafune.co.jp/)
引用元HP:鶏笑公式
(https://nis-torisho.com/)
引用元HP:日乃屋カレー公式
(http://hinoya.jp/company/)
引用元HP:一本堂公式
(https://shokupan-ippondo.jp/)
※2021年5月12日時点で、「海鮮丼」「唐揚げ」「カレー」「パン」それぞれをアントレでフリー検索をした際に上位表示されたテイクアウトの飲食店5社(表示件数が5件に満たない場合は3社)の中から、フランチャイズ本部として最も長く運営をしている1社を選定。記載している開業資金および月額費用は2021年4月時点でアントレ(https://entrenet.jp/)に掲載されていたものを参照しています。
※4社の創業年は「丼丸(株式会社ササフネ):1979年」「鶏笑(株式会社NIS):2009年」「日乃屋カレー(有限会社ノアランド):2004年」「一本堂(IFC株式会社):2017年」です。
※開業資金および月額は税込で記載しています。
※1:上記条件で調査をした際の最安値。